キトサン がん

キトサンは抗がん作用を持つ?

キトサンに期待されている効果として、抗がん作用があります。

 

いわずと知れた我々日本人の死因第一位ががんであり、その治療方法を探って多くの研究者や製薬会社が地道な努力を続けています。

 

ですが残念ながら、いまだがんの特効薬といわれるものはありません。

 

キトサンもまた、がんを「治す」薬としては実証されていないのです。

 

しかしがんの転移を防ぎ、がん病巣を縮小させる効果があると見られています。

 

キトサンだけでなく、食物繊維は便通をよくすることで大腸がんを防ぎます。

 

もちろん、人によっては効果が出たという話もあります。
ただし万人に効くものではありません。

 

「全身に転移して余命数ヶ月と宣告されていたがんの、転移した病巣が消えた」
「がんが縮小し、しかも転移はみられなかった」
「手術が必要といわれたがんの病巣が小さくなった」

 

などの症例・体験談も数多くありますが、誰かのがんが治ったからといって、他の人にも効くわけではない事は頭に入れておく必要があります。

 

ただし、キチンに含まれるN-アセチルキトオリゴ糖、キトオリゴ糖などが免疫を高める効果を持っているのも事実です。
これらが抗がんに作用したものと見ることはじゅうぶんできます。

抗がん剤の副作用軽減も

キトサンの抗がん効果については上記で述べた通りですが、抗がん剤の副作用軽減にも作用するといわれています。

 

少なくとも、キトサンは飲んで毒になるものではありません。

 

がんを治す目的で飲むのはお勧めできませんが、マクロファージやNK細胞の活性化に働きますので、免疫力が高まりがん細胞の抑制、転移防止に作用することは期待してもいいと思います。

 

単純に、体力が落ちているとがんの進行も早まります。
免疫向上のためにキトサンを利用するのは間違った選択ではないでしょう。

 

抗がん剤としての今後の開発が期待されます。

 

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